世界一?高い車道・標高5602mカルドォン・ラ峠を目指して。(6日目) 

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AM5:00-
ヒマラヤ山脈の朝日眺めはグッドですな。 


朝起きるとマジで喉が痛てぇー。。。しかも軽い頭痛が・・・。 

もしかして軽症の高山病?!ウチだけじゃなくダイ、タケシもそうだった。 

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とーやはどうやら重度の高山病にかかってしまったようで、とーやだけカルドォン・ラ峠行きは断念することに・・・。 

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チベット人ドライバー。カルドォン・ラ峠往復と通行許可証込みで1人1000ルピー(約1600円)で安かったです。。 

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AM6:00-
ウチとダイとタケシ3人で自動車が通過可能な世界一標高の高い峠・標高5602mカルドォン・ラ峠を目指して挑みます!! 

とはいえ、ただ車で移動するだけだけどね・・・w(移動時間は約1時間50分ちょい。) 

カルドォン・ラ峠、実は標高5359mだとNASAの調査結果でわかったもので、世界一ではないらしいんだとか。この標高は記録を破る目的で水増しされた値だそうだ・・・。 

それでもインドはカルドォン・ラ峠が世界一だ!と主張しているそうです。。(^_^;) 

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旅行社の上甲紗智さんの話だと、通常はレーに2〜3日滞在して高所順応してからカルドォン・ラ峠に行くのが普通だそうだ。 

サラリーマンの身でもあって日程的に厳しい3人は、仕方なく強行スケジュールで高所順応しないままいきなり5600m級の山にあがろうとしているのだ・・・。 

無謀な3人に上甲さんはこう警告する。 

「5600mの頂上に立ってから、下山するまでのタイムリミットは30分。もし30分を過ぎると、高確率で高山病になるから気をつけて下さい。」・・・・絶句。 

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不安を隠せないままカルドォン・ラ峠に向けていざ出発。 




ドキドキ・・・・。 

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すげーな、ヒマラヤ山脈の景観が素晴らしすぎる! 

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標高4000mを越えたー!! 


標高4000mを越えた時点で体内に変化は見られなかったが、喉の痛みが増す一方・・・。 

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いよいよ雪道に突入。 

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上甲さんの話だと5月は雪解け時期なので、いつ雪崩が来るかわからないんだとか・・・・。 



車道、ガードレールが全く設置されておらず、下手したら崖に落ちてしまいそうで怖ぇー!! 

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検問所に着き、そこでパーミッション(通行許可)の提出。 

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検問所地点でもうすでに標高4660m。 

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標高4660m地点で昼寝。w 

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標高5000mを通過。 

気が付けば、10分に1回水を飲むといったハイペースになっていた・・・。 

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そして・・・ 


いよいよ・・・・ 


人生初の・・・ 


未知の世界・・・・・ 


標高5600m級の山に突入!! 

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脳内に何故かワンピースの空島編が浮かんできた。 

ウチもとうとう標高5600m級の世界に入るんだ・・・という高揚感、冒険心にワクワクしてしょうがないという気分になっていて、いつの間にか高山病の不安はすっかり忘れていた・・・。 

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ついに踏んだんだ、人生初の未知の世界、標高5600m級の世界に・・・。 



見た目は変哲もないが、身体はめちゃくちゃ反応している。 

「標高5600m級の世界、まじでやべぇーよ!!」と身体が警報を鳴らしている。 


車から降りてたったの2、3歩歩いただけで心臓は超バクバク。 


まじっすか・・・・なんか意識がぼーっとしていてやばいかも・・・。 

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はぁはぁ・・・こ、これがカルドォン・ラの碑・・・・ 

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またも脳内に何故か漫画の「孤高の人」が浮かんできた・・・。 

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日本を発って6日後、ついに世界一標高の高い峠・標高5602mカルドォン・ラ峠に到達ーー!!! 

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とーやよ、見てるかー?! 

ついに頂上に立ったんだぞー!! 

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はぁはぁ・・・標高5602m頂上で昼寝するのがきつい・・・・。 

セルフタイマー設定してカルドォン・ラ峠の碑のところまでに行って昼寝するという動作をしただけで息切れ、心臓が激しくバクバク・・・。 


酸素の薄い世界って、こんなに苦しいとは・・・。 

標高8000m級の14座を制覇した竹内洋岳さんやエベレスト挑戦をしている栗城 史多さんや他の登山家はまじですっげーな・・・と改めて尊敬しました。(^_^;) 

こういう世界を体験してみないと、登山家の凄さはわからないものなんだなーと実感。。。 

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人生の中でカルドォン・ラ峠が一番標高が高くて息苦しい昼寝だった。 


するとウチに異変が・・・。 


さぁ、撮るぞと思ったらデジカメの液晶画面が真っ暗になっていて、「あれぇー、デジカメ壊れた?どうなってるんだ?」と意識が朦朧しているせいなのか、デジカメの電源が入っていないのを気が付かないままデジカメのチェックをしているウチ。 


ダイとタケシは唖然した顔で「おい・・・・っデジカメに電源が入っていないんだけど。というか、お前ヤべぇぞ・・・。もうすでに高山病にかかっているんじゃ・・・」 


ウチ「まぢ??汗 なんか頭がぼぉーとしていて考える気力がねぇ・・・。」 


どうやら高山病になりかけ始めているみたいだ、ウチは・・・。 

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せっかくここまでに来ているんだから、気合いで懸命に撮りまくった。 

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標高5602mの頂上でヒマラヤ山脈を見下ろすウチ。 

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またまたも脳内に漫画のワンピースが・・・。何でこんな時にワンピースが浮かんできたのかは自分でもよくわからない(笑)けど、ヒマラヤ山脈の絶景を見下ろす感動は大きいね、うん。 

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タイムリミットの30分を過ぎたので、早目に下山しようと思ったら・・・ 

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な、なんと・・・・!! 

道路が渋滞していて全然下山できないのではないか・・・・・。 

チベット人ドライバーの話だと、1時間30分位頂上で待たないと降りれないんだとか。 

い、 


1時間30分?! 


ということは、、、、、、 


ウチら3人はもうすでにアウト確定じゃないですか・・・・汗。 


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結局は標高5600m級の頂上で1時間30分オーバーしてしまい、タケシが先に意識を失った。 


下界に着くまでずーっと起きる事はなかったという。 


そして、、、 


ウチも意識を失った。 


気が付いたらめっちゃ浅い呼吸になっていて息苦しくなり、意識を取り戻すかのように目を覚ます。 

「はぁーはぁー、、、死ぬかと思った!まじでやべぇじゃん!」 

懸命に起きようとしたが、それでも無理だった・・・。 

眠気に襲われて「眠い、眠い、もう眠ろうかな」とついに眠ってしまうという感覚ではなく、突然目の前が真っ暗になって気が付けば倒れていたみたいな?感じで再び意識を失ってしまっている。 


意識を失ってしまう→浅い呼吸になり、薄い酸素の中で十分な酸素がとれていない→息苦しくなって目覚める→起きたところで再び意識を失って倒れる 


下界に着くまでの間にそれを50回近く繰り返したのである。 


それを何回も繰り返すってのがホントに地獄で、「頼むから、早く終わってくれ、マジで死にたい・・・」と心底思ってしまった。汗 



残りのダイは下山するまで懸命に起きていたようだ。 

が、 

そんなダイが、車の中にいるはずがないとーやの顔が車のドアミラーに映っていてビックリしてしまうなど幻覚を見てしまったんだとか・・・。 


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結局、ジャパニーズ4人全員重度の高山病にかかって一発ノックアウト・・・。 

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完全に死んでいるダイ。 


ようやく宿に着いたと思ったら、なぜかウチの部屋に何もない所から白い煙が・・・・・。しかも、巨大な白い煙。 

目を凝らしてみても、白い煙が出ている。 


「どうやら幻覚を見ているな、ウチは・・・。汗 というか気分が悪過ぎで吐きそうだ、もう寝よっ。」白い煙を無視して死んだかのように深く眠りついたのである・・・。 

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PM4:00-
重度の高山病にかかったウチら4人はフラフラになりながらも懸命に歩いて上甲さんがいる旅行社に行き、明日予定していた世界一高い所にあるパンゴン湖のツアーを取りやめにしてもらった。 

上甲さんは「ええっ1時間30分も標高5600m級の頂上にいたの?!絶句・・・。」と唖然としていました。(^_^;) 

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上の写真は明日行くはずだった世界一高いパンゴン湖。 

パンゴン湖までに行くのに標高5000mの峠を2回も越えなければならず、片道5時間もかかる。 

→もし重度の高山病にかかったまま明日パンゴン湖に行ったら間違いなく死んでいたと思います、4人は。。(笑) 

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宿の近くにある多国籍レストラン。 

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重度の高山病にかかっているせいで全然元気がないダイととーや。 

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飯はまぁまぁっす・・・。 

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やっぱインドのチャイが一番だね! 

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ウチらの部屋は何故かストーブがついていなくて、チベットの夜はめっちゃ寒過ぎで寝られない・・・。 

防寒服を着て毛布2、3枚重ねて懸命に寝ようとするか、酸素の薄さと寒さのあまりで喉がガラガラ、頭痛がして全然眠れねーーー。。。汗 


レーの長い夜に苦しんで6日目終了。